「お休みを頂戴しております」に違和感
みなさん おはようございます。
デイリーマナー教室 小藤 弓(こふじ ゆみ)です。
本日もマナーに関する情報を
杜の都 仙台より更新いたします。
昨日に引き続き、敬語のお話です。
本日のテーマ
『「お休みを頂戴しております」に違和感』
電話のやり取りをイメージしてください。
名指しの相手が不在の場合です。
かけ手「恐れ入りますが、〇様いらっしゃいますか?」
受電A:「〇はお休みを頂戴しております。」
受電B:「〇は休んでおります。」
正解は → Bです。
間違えやすいA “頂戴する”は「もらう」の謙譲語。
誰が、誰に謙っているのですか?
上司から休みを「頂戴する」と謙るのは、社内の会話でしか通用しません。
したがって「〇は、休んでおります。」となります。
また、事実を伝えた後には
「いかがいたしましょうか?」
「お急ぎでしょうか?」
「宜しければ、折り返しお電話いたしましょうか?」など
代案を添えると親切です。
理想的な返答例です。
「〇は不在にしております。申し訳ございません。
お急ぎでしたら〇と同じ業務を担当しております△に代わりますのでいかがでしょうか?」
「〇は休んでおります。
ご迷惑をお掛けいたしますが、明日出社次第 お電話いたしますがいかがでしょうか?」
不在の事実・お詫び・いつ戻るのか
プラス「代案」この四点セットを忘れないようにしましょう。
ビジネス敬語に自信を持てるよう、学んでみませんか?
今朝もいい日
明日もいい日
◆デイリーマナー教室<仙台>小藤 弓◆
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