「伺う」の使い方
みなさん おはようございます。
デイリーマナー教室 小藤 弓(こふじ ゆみ)です。
本日もマナーに関する情報を
杜の都 仙台より更新いたします。
昨日は飲食店に勤務される方を中心としたリーダー研修を担当いたしました。
ペアワークやグループワークを多く取り入れたため、あっと言うまの7時間
いくら時間があっても足りないくらいです(^-^;
その中でもお伝えした事柄から、本日のテーマに選びます。
本日のテーマ
『「伺う」の使い方』
「伺う」は、広い意味で使われる
「聞く」「訪問する(行く)」「尋ねる」の謙譲語
つまり、へりくだった言い方です。
△ 「お名前をお伺いできますか?」
○「お名前を伺えますか?」
→「伺う」で謙譲語になっているため、「お」は不要
○ 「課長、伺いたいことがあるのですが…」
× 「課長、伺わせていただきたいのですが…」
→「伺う」は謙譲語のため、「いただきたい」を付けると過剰になる。
○ 「その件は担当者より、お聞きになってください」
× 「その件は担当者より、伺ってください」
→「伺う」は謙譲語のため、相手の行動には使わない。
聞くの尊敬語は「お聞きになる」
○ 「お客様、上司に確認してからお返事いたします」
× 「お客様、上司に伺ってからお返事いたします」
→この場合“伺う”を使うと、お客様より上司をたてた言い方になる。
よく耳にする言葉だけに、注意したいですね。
今朝もいい日
明日もいい日
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