左上位について
みなさん おはようございます。
デイリーマナー教室 小藤 弓（こふじ ゆみ）です。
本日もマナーに関する情報を
杜の都 仙台より更新いたします。
節分が過ぎ、次の楽しみは「ひな祭り」がありますね。
～ 先日立ち寄ったホテルにて ～
ひな人形と言えば、お内裏様とお雛様の並び順をご存じですか？
本日のテーマ
『左上位について』
日本では「左上位」が昔から伝わる並び順の礼法です。
中国からの言い伝えで
日は東から昇り、西に沈むことから左が優位とされています。
着物も右前（本人から見て左前）
障子戸やふすまも左前が一般的です。
※本人（当事者）から見て左側を上位とする
ひな人形の並びは、地域や作られた時代によってまちまちです。
年代物は左側にお内裏様が並びますが、最近のお内裏様は右側になっているようです。
※真正面から見ると、最近のお内裏様は左側になっている
ちなみに……
国際儀礼（プロトコル）では、「右上位」が基本となります。
天皇皇后両陛下も国際礼儀に沿っていらっしゃいます。
オリンピックでも金メダリストは中央
銀メダリストは左側（本人から見て右）、銅メダリストは右側（本人から見て左）に並びます。
日本古来の考え方も国際礼儀にならい変わりつつあるため
臨機応変に対応する必要があります。
今朝もいい日
明日もいい日
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