「伺う」の使い方
みなさん おはようございます。
デイリーマナー教室 小藤 弓(こふじ ゆみ)です。
本日もマナーに関する情報を
杜の都 仙台より更新いたします。
昨夜は「部下がいる人のビジネスマナー講座」を弊室にて開催しました。
敬語のテーマは、お陰様で人気があります。
ビジネス敬語は時代と共に変わりつつあります。
だからこそ、新人時代に習った敬語または
年代物のマナー本のようなものを信じていると、おかしなことになります。
本日のテーマ
『「伺う」の使い方』
「伺う」は、広い意味で使われる
「聞く」「訪問する(行く)」「尋ねる」の謙譲語
つまり、へりくだった言い方です。
△ 「お名前をお伺いできますか?」
○「お名前を伺えますか?」
→「伺う」で謙譲語になっているため、「お」は不要
○ 「課長、伺いたいことがあるのですが…」
× 「課長、伺わせていただきたいのですが…」
→「伺う」は謙譲語のため、「いただきたい」を付けると過剰になる。
○ 「その件は担当者より、お聞きになってください」
× 「その件は担当者より、伺ってください」
→「伺う」は謙譲語のため、相手の行動には使わない。
聞くの尊敬語は「お聞きになる」
○ 「お客様、上司に確認してからお返事いたします」
× 「お客様、上司に伺ってからお返事いたします」
→この場合“伺う”を使うと、お客様より上司をたてた言い方になる。
よく耳にする言葉だけに、注意したいですね。
今朝もいい日
明日もいい日
◆デイリーマナー教室<仙台>小藤 弓◆
お気軽にお問い合わせください
仙台を中心に宮城・山形・福島・岩手・秋田・青森・栃木・茨城・埼玉・東京・千葉の研修や講演を承ります。内容はビジネスマナー・冠婚葬祭マナー・食事マナー・パーソナルカラー診断・イメージアップ講座・女性力アップ講座などご要望に応じたカリキュラムをご用意いたします。